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2005.12.22

2005年タイトル戦と主催新聞社Webページの比較

2005年に行われた七大タイトル戦の総まとめと,主催する新聞社 Web ページを勝手に評価してみました。☆五つで満点,★は星1/2です。

タイトル戦 挑戦者備考
第29期棋聖戦羽根 直樹棋聖結城 聡九段4勝3敗で初防衛
第30期名人戦張 栩名人小林 覚九段4勝3敗で初防衛
第60期本因坊戦張 栩本因坊高尾 紳路八段4勝1敗で奪取
第43期十段戦王 立誠十段趙 治勲九段3勝2敗で奪取
第31期天元戦山下 敬吾天元河野 臨七段3勝2敗で奪取
第53期王座戦張 栩王座山下 敬吾九段3連勝で三連覇
第30期碁聖戦依田 紀基碁聖結城 聡九段3連勝で二度目の三連覇

棋聖戦
評価:☆☆
羽根 直樹棋聖に結城 聡九段が挑戦した第29期棋聖戦七番勝負は,今年の01.12から始まり最終局(03.16~03.17)までもつれこみました。結果は羽根棋聖の4勝3敗で初防衛。結城九段はタイトルを関西棋院にもたらすことが出来ませんでした。
読売新聞が主催する棋聖戦のWebページは素っ気無いです。中身は棋聖戦リーグの結果と棋譜だけです。
第28期より前には,対戦者の戦力分析など読む記事もあったのですが,第29期以降は何もありません。七番勝負の観戦記は無く,対局結果は文化・芸能欄の記事に載るので数日を経ると消えてしまいます。
11.03 に行われた棋聖戦挑戦者決定戦(VS 結城 聡 九段)は,山下天元(当時)が黒番3目半勝ちで羽根 直樹 棋聖への挑戦権を奪取しました。結城 九段は2年続けての挑戦にはなりませんでした。挑戦が決まった山下九段は昨年の第28期棋聖戦では棋聖位を奪われているので借りを返したいところでしょう。

十段戦
評価:☆☆☆
王 立誠十段に趙 治勲九段が挑戦した第43期囲碁十段戦5番勝負は,今年の03.03から始まり第5局(04.27)趙挑戦者が3勝2敗で16期ぶりに十段位を奪取しタイトル獲得記録を「68」に更新しました。王 十段はタイトル五連覇なりませんでした。
産経囲碁 Webでは,十段戦の五番勝負の他,本戦や話題の対局も含めて速報をあげています。

本因坊戦
評価:☆
張 栩本因坊に高尾 紳路八段が挑戦した第60期本因坊戦七番勝負は,今年の05.09から始まり第5局(06.27~06.28)高尾挑戦者が4勝1敗で本因坊位を奪取し九段に昇段ました。張 本因坊はタイトル三連覇なりませんでした。
毎日新聞が主催する本因坊戦は,今まで専用のページが用意されその中で観戦記がありましたが,MSN 毎日インタラクティブが7月4日からリニューアルされた際に囲碁のページに統括されてしまい,第60期本因坊戦七番勝負の棋譜だけになってしまいました。本因坊リーグの勝敗や七番勝負の対局結果も,ここに記事が載るのみで数日を経ると消えてしまいます。

碁聖戦
評価:☆☆
依田 紀基碁聖に結城 聡九段が挑戦した第30期碁聖戦五番勝負は,今年の07.07から始まり第3局(07.26)依田碁聖が3連勝して2度目の碁聖位3連覇を成し遂げました。結城挑戦者は羽根棋聖への挑戦も破れ,碁聖は三度目の挑戦でしたが,今回も涙を呑みました。
碁聖戦は,主催する新聞社が各社回り持ちなので,社によっては古い棋戦が残っている場合もありますが毎年主催にあたる社では前の年の棋戦も残っていなかったりと各社バラバラです。

名人戦
評価:☆☆☆☆
張 栩名人に小林 覚九段が挑戦した第30期名人戦七番勝負は,09.07から始まり張名人の3連勝後小林挑戦者が3連勝し,最終局(11.09~11.10)にもつれこみました。結果,張 名人の4勝3敗で名人位を初防衛しました。
朝日新聞が主催する名人戦のWebページは,七番勝負の観戦記はもちろんですが,新聞に掲載された名人戦リーグと七番勝負の観戦記を若干の遅れはあるものの読むことが出来ます。

王座戦
評価:☆☆☆
張 栩王座に山下 敬吾天元が挑戦した第53期王座戦は,10.28から始まり第3局(12.01)張王座が3連勝して防衛し王座位三連覇を成し遂げました。
日本経済新聞が主催する王座戦は,日経 e-碁サロン特別レポートでの観戦記は写真も充実していて見ていて楽しいです。以前は昼休み休憩中に対局室への潜入レポートやおやつレポートなど乗りの軽い記事もあったのですが今期は担当者が変わってしまったのか,以前より硬い感じがします。日経 e-碁サロン

※第53期王座戦の観戦記掲載の予定はありません。
とあるのは残念です。この観戦記は日経新聞に掲載されているものと(たぶん)同じですが,以前のように掲載してもらえると嬉しいのですが・・・

天元戦
評価:☆☆☆
山下天元に河野 臨七段が挑戦した第31期天元戦は,11.07から始まり第5局(12.20)河野挑戦者が3勝2敗で天元位を奪取しました。初の七大タイトル奪取で河野新天元の誕生です。河野天元は同時に八段への昇段を決めました。
天元戦は新聞三社連合の各社回り持ちですが,第31期天元戦 Web ページは各社でデザインを統一して一体感が出ています。昨年の天元戦から導入したライブカメラは,天元戦 Web ページの目玉とも言えるかもしれません。棋聖・本因坊・名人の三大タイトル戦は NHK BS のテレビ中継がありますけど,中継の無い天元戦で対局者の様子を見ることが出来るライブカメラは臨場感たっぷりで画期的と言えるでしょう。
中日新聞 Web ページの「囲碁・将棋」には過去の天元戦五番勝負の棋譜が残されています。

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