第30期棋聖戦七番勝負第2局2日目と挑戦者グランドスラム
羽根 直樹棋聖に山下 敬吾九段が挑戦している第30期棋聖戦七番勝負第2局2日目が今日(2006.02.02)午前9:00から打ち継がれます。
読売新聞:棋聖戦関連の記事
- 棋聖戦第2局 きょうから下呂対決 会場の「水明館」で前夜祭(2006年2月1日)
- 棋聖戦第2局始まる、大場打ち合う落ち着いた展開(2006年2月1日10時57分)
- 山下、巨大な厚み構築…棋聖戦第2局初日終了(2006年2月1日19時31分)
山下九段は毎年のごとくタイトル戦の挑戦者として上がってきますね。先日も,趙 治勲十段への挑戦権を奪取しています。
産経囲碁 Web【第44期十段戦】挑戦者決定戦
挑戦者に山下九段挑戦者のグランドスラムもあるんじゃないかと書き込んだら,ももぞうさんに教えて貰いました。
高尾本因坊に中押し勝ち
産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第44期十段戦」の挑戦者決定戦が二十六日午前十時から東京都千代田区の日本棋院で行われ、午後六時四十二分、159手までで黒番の山下敬吾九段が高尾紳路本因坊に中押し勝ちし、趙治勲十段への挑戦権を獲得した。
(中略)
趙十段との五番勝負第一局は三月八日、千葉県浦安市「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」で行われる。
挑戦者グランドスラムは、山下スレによると趙治勲、小林光一、林海峰、加藤正夫の4人だけだそうです。大棋士の証しかもしれませんね。目指してみるのも悪くないかも!?(爆)趙 治勲十段は,実際にグランドスラムを達成していますし,お三方はそれぞれ「本因坊・王座」(小林 光一九段),「棋聖」(林 海峰九段・加藤 正夫九段)のタイトルが足らないだけです。
山下挑戦者が挑戦していないのは残り「本因坊」のタイトルだけです。是非とも目指して欲しいですね。もちろん挑戦者で終わるのではなくタイトルの奪取も!
タイトル戦 | ||
2000年 | 第25期碁聖戦 | 小林光一碁聖に挑戦。3勝2敗で碁聖位を奪取。 |
2001年 | 第26期碁聖戦 | 碁聖位の防衛戦。小林光一挑戦者に2勝3敗で敗れ失冠。 |
2003年 | 第27期棋聖戦 | 王 立誠棋聖に挑戦。4勝1敗で棋聖位を奪取。 |
第28期名人戦 | 依田紀基名人に挑戦するも1勝4敗で敗れる。 | |
第29期天元戦 | 羽根直樹天元に挑戦するも2勝3敗で敗れる。 | |
2004年 | 第28期棋聖戦 | 棋聖位の防衛戦。羽根直樹挑戦者に3勝4敗で敗れ失冠。 |
第52期王座戦 | 張 栩王座に挑戦するも1勝3敗で敗れる。 | |
第30期天元戦 | 羽根直樹天元に挑戦。3勝0敗ストレートで天元位を奪取。 | |
2005年 | 第53期王座戦 | 張 栩王座に挑戦するも0勝3敗で敗れる。 |
第31期天元戦 | 天元位の防衛戦。河野 臨挑戦者に2勝3敗で敗れ失冠。 | |
2006年 | 第30期棋聖戦 | 羽根直樹棋聖に挑戦中。 |
第44期十段戦 | 趙 治勲十段に挑戦。対戦は03/08より |
[追記]
244手完,山下挑戦者の白番6目半勝ちで対戦成績を2勝としました。
第3局は 2月08日(水)~09日(木) 京都府舞鶴市「ホテルマーレたかた」にて打たれます。
読売新聞:棋聖戦関連の記事
- 山下、戦機つかむ…棋聖戦第2局2日目 (2006年2月2日13時32分)
- 棋聖戦、挑戦者の山下が2連勝(2006年2月2日20時14分)
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 第70期本因坊戦七番勝負 第5局(2015.06.29)
- 第70期本因坊戦七番勝負 第4局(2015.06.16)
- 第70期本因坊戦七番勝負 第3局(2015.06.03)
- 第70期本因坊戦七番勝負 第2局(2015.05.25)
- 第70期本因坊戦七番勝負 第1局(2015.05.13)
「趣味」カテゴリの記事
- 第45期棋聖戦七番勝負 第1局(2021.01.13)
- 2020年度タイトル戦まとめ(2020.12.18)
コメント