山下 敬吾王座(29)に,関西棋院の今村 俊也九段(41)が挑戦する第55期囲碁王座戦五番勝負第1局が今日(2007.10.26)東京都港区「ザ・プリンス パークタワー東京」にて打たれます。
山下王座が防衛して二連覇するか,今村九段が挑戦してタイトルを奪取出来るか注目の対戦です。関西棋院勢として王座戦への挑戦は26年ぶりです。今村九段の七大タイトル戦登場は 1989年の第14期碁聖戦(小林光一碁聖に挑戦するも 1勝3敗で敗れる)以来2回目です。
ここ最近では,今年夏に張 栩碁聖に挑戦した横田 茂昭九段,2005年初めに羽根 直樹棋聖(当時)に挑戦した結城 聡九段,同年夏に依田 紀基碁聖(当時)に挑戦した結城九段など関西棋院勢はタイトル奪取なりませんでした。
| 七大タイトル戦 | | 挑戦者 | |
|---|
| 2007年 | 第55期王座戦 | 山下 敬吾王座 | 今村 俊也九段 | 関西棋院勢として王座戦挑戦は26年ぶり |
| 第32期碁聖戦 | 張 栩碁聖 | 横田 茂昭九段 | 張碁聖が 3勝0敗で横田九段を下し二連覇 |
| 2005年 | 第30期碁聖戦 | 依田 紀基碁聖 | 結城 聡九段 | 依田碁聖が 3勝0敗で結城九段を下し三連覇 |
| 第29期棋聖戦 | 羽根 直樹棋聖 | 結城 聡九段 | 羽根棋聖が 4勝3敗で結城九段を下し二連覇 |
| 2002年 | 第27期碁聖戦 | 小林 光一碁聖 | 結城 聡九段 | 小林碁聖が 3勝1敗で結城九段を下し二連覇 |
| 1998年 | 第23期碁聖戦 | 依田 紀基碁聖 | 苑田 勇一九段 | 依田碁聖が 3勝0敗で苑田九段を下し三連覇 |
| 1997年 | 第22期碁聖戦 | 依田 紀基碁聖 | 結城 聡九段 | 依田碁聖が 3勝1敗で結城九段を下し二連覇 |
| 1988年 | 第14期天元戦 | 趙 治勲天元 | 苑田 勇一九段 | 趙天元が 3勝2敗で苑田九段を下し二連覇 |
| 1989年 | 第14期碁聖戦 | 小林 光一碁聖 | 今村 俊也八段 | 小林碁聖が 3勝1敗で今村八段を下し二連覇 |
| 1986年 | 第12期天元戦 | 小林 光一天元 | 苑田 勇一九段 | 小林天元が 3勝1敗で苑田九段を下し二連覇 |
| 1982年 | 第30期王座戦 | 橋本 昌二王座 | 加藤 正夫九段 | 立場を入れ替えて加藤九段が橋本王座に挑戦し 2勝0敗でタイトルを奪還 |
| 1981年 | 第29期王座戦 | 加藤 正夫王座 | 橋本 昌二九段 | 橋本九段が加藤王座に挑戦し 2勝1敗でタイトルを奪取 |
| 第56期十段戦 | 大竹 英雄十段 | 橋本 昌二九段 | 大竹十段が 3勝0敗で橋本九段を下し二連覇 |
| これより以前のタイトル戦は省略します。 |
※ 日経e-碁サロン:特別レポート
なお日程は以下のとおりです。
第3局と第4局が一日あけて同じ場所で打たれます。海外棋戦だと良くあるかもしれませんが,ちょっとした驚きです。10月13日(土)昼に放送された BS2「囲碁将棋ジャーナル」に山下王座が出演されていて,王座戦は今期から挑戦手合い五番勝負の持ち時間が 3時間になるなど主催者側も色々と試行錯誤しているからだそうです。
※ 日経 e-囲碁サロン:碁界ニュース
王座戦、持ち時間3時間に・2007年度に完全移行
囲碁王座戦(主催・日本経済新聞社)で、対局者の持ち時間が各3時間に短縮されることになった。国際棋戦で一般化している持ち時間3時間制を国内棋戦としていち早く導入し、「世界に通用する棋士が勝つ棋戦」との位置付けを明確にする。
現在、囲碁王座戦の持ち時間は本戦トーナメントが4時間、五番勝負が5時間。対局環境の急変を避けるため3年がかりで移行し、2007年度(第55期)から、ともに3時間にする。
(中略)
[2004年9月10日/日本経済新聞 朝刊]
[追記]
対局開始は午前9時からと思っていたら10時からでした。(^_^;)
第1局なので,握りが行われ今村挑戦者の先番と決まりました。
[さらに追記]
17時51分 182手完,山下王座の白番中押し勝ちで先勝しました。
第2局は 11月15日(木) 大阪府大阪市「リーガロイヤルホテル」にて打たれます。
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