山下敬吾名人への挑戦者決まる
昨日行われたプレーオフの結果,井山裕太棋聖が挑戦者に決まりました。
井山棋聖が挑戦権獲得 囲碁名人戦、「大三冠」めざす
【伊藤衆生】第38期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は5日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で同率1位同士によるプレーオフが打たれ、井山裕太棋聖(24)=本因坊、天元、王座、碁聖をあわせ五冠=が河野臨(こうのりん)九段(32)に黒番中押し勝ちし、山下敬吾名人(34)への挑戦権を獲得した。七番勝負は9月5日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開幕する。
第34、35期名人の井山棋聖は、2年前にタイトルを奪われた山下名人への雪辱戦に臨む。七大タイトルの中でも、七番勝負で争う名人、棋聖、本因坊は三大タイトルと呼ばれる。井山棋聖は今回、史上2人目の「大三冠」(三大タイトル独占)をめざす。山下名人には3連覇がかかる。
リーグ最終戦でも挑戦者が決まらず、6勝2敗同士が挑戦権をかけて対決したこの日の一局。黒番の井山棋聖は、河野九段の弱点を巧みにつきながら相手陣に突入し、大激戦に持ち込んで勝利をつかんだ。
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